トランジスタ技術2014年10月号の脈拍計の回路を利用させてもらいました。フォトリフレクタは、記事とは違うものを使用しています。フォトリフレクタ(反射タイプ) TPR-105Fを使用しています。秋月電子通商で購入しました。http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-00276/
オペアンプは、記事と同じNJU7032Dを使いましたがTPR-105Fに合わせて増幅の抵抗値を調整しています。
ソフトウェアは、mbedを使用しなかったので独自に作成しました。上下の回数を一定時間数えて平均をとる方法で脈拍を測定で来ました。
オペアンプを使用したアナログ回路の楽しさに出会いました。
AN11329 Implementing sigma-delta ADC with LPC800 comparator
C2000 Piccolo LaunchPad + UART LOOPBACK
C2000 LaunchPad
リアルタイム制御を試してみるためにTIの評価ボードを入手しました。LAUNCHXL-F28027 – C2000 Piccolo LaunchPad
http://www.chip1stop.com/dispDetail.do?partId=TI01-0271940&mpn=LAUNCHXL-F28027
17ドルと非常にお求めやすい価格ですが円高の現在でも1500円程度で送料込みで2000円程度で入手しました。搭載しているマイコンは、TMS320F28027ですが、かつてはDSPとしていた製品をマイコンとしてリニューアルしたものです。とても演算が得意なマイコンです。
開発環境は、TIのサイトからダウンロード出来ます。
http://www.tij.co.jp/tool/jp/ccstudio
LEDの点滅サンプルを動かすところまでできました。
http://www.ti.com/ww/en/launchpad/launchpads-c2000.html
FRDM-KL25Z + E-Paper
Embedded Artists ABの2.7 inch E-paper Displayを先日購入したFRDM-KL25Zと接続しました。
http://www.embeddedartists.com/products/displays/lcd_27_epaper.php
http://developer.mbed.org/handbook/mbed-FRDM-KL25Z
プログラムは、以下のmbedプログラム epaper_mbed_130411_KL25Zを使わせていただきました。
http://developer.mbed.org/users/dreschpe/code/EaEpaper/wiki/Homepage
問題なく動作しました。E-Paperなので電源を切っても表示は残ります。
FRDM-KL25Z + SD Card
FreescaleのCortex™-M0+プロセッサベースのKinetis Lシリーズ KL1x/KL2xマイクロコントローラ・ファミリを搭載した超低コストの開発プラットフォームを購入してみました。
http://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-47CA
今回はmbedとして使います。mbedとして使うには、インターフェースファームウェアファイルを書き込む必要があります。以下のサイトに手順が詳しく書いてあります。
http://mbed.org/users/Norisuke/notebook/mbed-frdm-kl25z-Getting-started-jp/
今回は、sdカードを使いたいので、まずは、sdカードのサンプルを試してみました。
http://mbed.org/handbook/SDFileSystem
ここのサンプルをインポートして改変します。このサンプルは、LPC1768用なのでその部分のみ変更します。
SDFileSystem sd(p5, p6, p7, p8, “sd”); // the pinout on the mbed Cool Components workshop board
この行がSDカードとつながるSPIポートの設定になります。
SDFileSystem sd(PTE1, PTE3, PTE2, PTE4, “sd” );
ピン名をFRDM-KL25Z 用に変更しました。SPI1を使用する設定です。
Hello fun SD Card World!
ファイル作成、書き込みができました。
LPC11U35 + I2C LCD
I2C低電圧キャラクタ液晶モジュール(16x2行)[バックライト付]を試してみました。IDEには、LPCXpresso v6.0.2_151を使用しました。サンプルは、LPC11U1x/2x/3x LPCXpresso Examplesを使用しました。i2cサンプルプログラムを元に作成しました。I2Cなので配線もすっきりです。
http://www.lpcware.com/content/nxpfile/sample-code-bundle-lpc11uxx-peripherals-using-lpcxpresso
YOCTO Project Hob tool
yoctoにはbuildプロセスを自動化してくれるツールHobがあります。
以下のサイトを参考にQemuのARMエミュレータ用のLINUXをbuildしてみました。
https://www.ibm.com/developerworks/jp/linux/library/l-yocto-linux/
まずBuildしたい対象を選択します。今回は、QEMUARMを選択します。次にどのようなイメージをBuildするか決めるレシピを選択します。今回はcore-image-satoを選択しました。
buildします。終わるまで、数時間待ちます。
Buildが終わると上のが面になります。ここでRun Imageを実行してエミュレータを実行します。
YOCTOでARMのBuildおよびHobの仕様が出きるようになりました。
LPC11U35 QSB IAP EEPROM API
LPC11U35には、EEPROMが内蔵されています。不揮発メモリとして利用できるので使用してみました。
IDEには、LPCXpresso v6.1.0_164を使用しました。LPC11Uxx LPCXpresso Examplesには、eepROMapiというサンプルプログラムが含まれています。これを流用します。このサンプルは、UARTを使用したIFなので、ここをUSBのCDCに置き換えました。実際には、前に作ったCDCのプログラムにEEPROMの部分を加えていきました。EEPROMの部分を加えるとBuildでエラーが出るようになります。
fseek.c:(.text.fseek+0x2a): undefined reference to `_Csyscall1′
解決方法は以下URLにありました。
http://www.support.code-red-tech.com/CodeRedWiki/UndefinedReference
Propaties→Settings→MCU Linker→Targetの中のUse C libraryをRedlib(none)からRedlib(semihost)に変更しました。
これでBuildがとおりEEPROMの読み書きができるようになりました。
後、注意は、
SystemCoreClockUpdate();の前に
LPC_SYSCON->SYSAHBCLKCTRL |= (1UL<<9); /* enable clock */
を設定しないとLPC_CT32B0のタイマが動きません。
Flush書き込みと違いそのまま割り込みも使えるし、EEPROMは、電源切ってもデータが保持できるのでいろいろ使えそうです。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-06948/
http://www.embeddedartists.com/products/boards/lpc11u35_qsb.php
Yocto Project Quick Start
組込みLINUXの勉強の一環でYoctoに触れたいと思います。まずは、Quick Startに沿ってQEMUのエミュレータで起動するところまで行います。
https://www.yoctoproject.org/docs/Acurrent/yocto-project-qs/yocto-project-qs.html
Ubuntu12.04LTSで開発を行います。以下コマンドで開発環境を整えます。
sudo apt-get install gawk wget git-core diffstat unzip texinfo gcc-multilib build-essential chrpath libsdl1.2-dev xterm
次に作業フォルダを作成します。自分は、ユーザのHomeの下にworkを作りその中にyoctoフォルダを作成しました。
$ wget http://downloads.yoctoproject.org/releases/yocto/yocto-1.5.1/poky-dora-10.0.1.tar.bz2
Yocto Projectをダウンロードします。
$ tar xjf poky-dora-10.0.1.tar.bz2
ダウンロードしたファイルを上で作成した作業フォルダで解凍します。
$ cd poky-dora-10.0.1
解凍してできたフォルダに移動します。
$ source oe-init-build-env
環境構築スクリプトを実行します。これでBuildの準備が完了です。
$ bitbake -k core-image-sato
OS imageを作成します。このBiuld時間は、自分のPCで半日くらいかかりました。
$ runqemu qemux86
出来たOS Imageを実行します。
起動画面です。
こんなGUIで立ち上がります。